澤田酒造は1848年創業、知多半島の常滑市にある酒蔵です。和釜・木瓶・麹蓋といった古式伝承の酒造りを大事にし、かつて全国2位にまで上り詰めた知多の日本酒の魅力が詰まったお酒を製造しています。「白老 若水 純米 槽場直汲生原酒」は、愛知県の酒米で減農薬の「若水」を100%使用した純米酒です。槽場直汲生原酒とは、もろみを搾って出てくる清酒をその場で瓶詰し、火入れや加水も行わずにそのまま出荷した日本酒です。ガス感の残る最もフレッシュな状態の日本酒を堪能でき、特にこの商品では濃醇な旨味・甘味と適度な酸味が堪能できます。開栓直後も日が経ってからも違った美味しさが楽しめる、限定酒ながら非常に完成度の高いお酒です。どこまでもフレッシュで旨い、魅力ほとばしる直汲みの生原酒!
商品スペック
PRODUCT SPEC
特定名称 | - |
---|---|
原産国 | 日本 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
アルコール分 | 17度以上18度未満 |
使用品種 | 知多半島産 若水 |
精米歩合 | 65% |
特記 | なし |
キャップ | スクリュ-キャップ |
容器 | 瓶 |
※キャップ開封時のけがにお気をつけください。
合わせる食べ物
PAIRING
唐揚げなど揚げ物、肉料理とよく合います
おすすめの飲み方
HOW TO DRINK
冷酒、常温
味わいチャート
TASTE CHART
おすすめポイント
POINT
酒蔵紹介
澤田酒造は1848年(嘉永元年)、知多半島の常滑市に創業しました。澤田酒造では伝統的な技術、道具を用い、濃醇で食事にも合うお酒「白老」を製造しています。澤田酒造のある知多地域には、最盛期200以上の蔵があり、全国でも指折りの酒処として知られていました。腐敗が大きな問題だった日本酒造りに大きな変革をもたらした「速醸?」の研究も知多半島で行われ、澤田酒造に置かれた施設で初めて乳酸添加による酒母造りの開発がなされました。日本酒の歴史に重要な役割を果たした澤田酒造は、2020年に麹室が火災に見舞われましたが、多くのファンや近隣の酒造の助けもあり、今年も愛知の酒造好適米「若水」、「夢吟香」、また愛媛県産の「山田錦」などを使った美味しいお酒を造っています。
保存方法PRESERVATION METHOD
保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。
温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
はると
このガス感! 酸味! 旨味! ピッチピチの生原酒らしさが溢れます。旨味に関しては、本当に美味しいお米を使っているのだろうと容易に想像できる味わい。逆に、スペック的にも苦みが出そうなのですが、こちらはあまり感じません。短所を削っているというより、長所をぶつけて複雑な調整を行い、バランスを取っている印象です。百聞は一飲に如かずな美味しい純米酒です。