1897年創業の阿武の鶴酒造。1983年より約30年の閉業期間を経て2017年、6代目の三好隆太郎さんの尽力により復活しました。山々に囲まれた長閑な港町である阿武町において、その景観を体現するような優しく美しい日本酒を製造しています。「阿武の鶴 純米58(ゴーヤ)」は、ゴーヤ味の日本酒…というわけではありません。山田錦を58%まで磨いた日本酒であり、阿武の鶴が一度閉業した年と、現在の蔵元である三好さんの誕生年が共に昭和58年。蔵にゆかりのある数字を元に、そのパーセンテージまで磨いたお米で醸した日本酒は、絶妙なバランスの旨味と酸味が共存した味わいです。1回火入れ。個性的なラベルと共に楽しみ、味わってみてください。山口県の注目蔵より、変わったラベル以上に奥の深い純米生詰め!
商品スペック
PRODUCT SPEC
特定名称 | - |
---|---|
原産国 | 日本 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
アルコール分 | 16度 |
使用品種 | 山田錦 |
精米歩合 | 58% |
特記 | 生詰め |
キャップ | スクリュ-キャップ |
容器 | 瓶 |
※キャップ開封時のけがにお気をつけください。
合わせる食べ物
PAIRING
様々な和食に対応し、肉系も問題ありません。
おすすめの飲み方
HOW TO DRINK
冷やして。ロック
味わいチャート
TASTE CHART
おすすめポイント
POINT
酒蔵紹介
阿武の鶴酒造は、1897年創業。125年以上の歴史を誇る、山口県の酒蔵です。蔵が位置するのは阿武郡阿武町、奈古港の程近く。長閑な景勝地にある阿武の鶴酒造は、1983年に一度蔵を廃業し、2017年に6代目の三好隆太郎さんが再開した「復活蔵」としても有名です。全国の酒蔵数か所を渡り歩き、酒造りに従事した蔵元が辿り着いたのは、だれにも寄り添うような優しい日本酒。主要銘柄「三好」「阿武の鶴」を始めとし、様々な限定/季節商品も製造しています。決して設備環境に恵まれた酒蔵ではありませんが、常に挑戦と改善を繰り返す「熱意のお酒」は、今勢いのある山口県の若手蔵の中でも注目株となっています。
保存方法PRESERVATION METHOD
保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。
温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
りん
非常にジューシーで、阿武の鶴の甘み旨味が豊かで酸味が爽やかに流れる味わいを、濃醇方面に傾けた味わい。瑞々しくフルーティー。ゴーヤのような苦みはありません! が、しっかりしたボディにアクセントとなる適度な酸味、苦みは食中酒としての可能性を感じます。ややスパイシーな余韻が消えると、思い出のように甘やかな風味を感じて次の一杯を欲してしまいました。