現存する酒蔵では日本最古となる「須藤本家」。造る酒は全量純米大吟醸、貯蔵はすべて生酒という酒蔵です。
「山川草木」は、自家栽培で復活させた約2000年前の古代米を使用しているという、壮大なこだわりを持つこちら。奈良県平城宮跡から発見された炭化した米と、同じ遺伝子構造をもつ種籾から品種を復刻。人の手で改良されていない米を求めて、蔵元がたどり着いたのが古代米だったそう。門外不出の伝承古法仕込みで醸し、2010年12月醸造のものを生酒の状態で熟成。深い味わいがありながら透明感のある、洗練された味わいに仕上がっています。日本酒ファンなら一度は飲んでみたい、唯一無二の一本です。復刻栽培した古代米使用。歴史が溶け込むこだわりの熟成生酒
商品スペック
PRODUCT SPEC
特定名称 | 純米大吟醸 |
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原産国 | 日本 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 米、米麹 |
アルコール分 | 18-19度 |
使用品種 | 古代米 |
精米歩合 | 48% |
特徴 | 無濾過 |
キャップ | |
容器 | 瓶 |
※キャップ開封時のけがにお気をつけください。
おすすめの飲み方
HOW TO DRINK
常温、冷やして
味わいチャート
TASTE CHART
おすすめポイント
POINT
酒蔵紹介
常陸の国(現:笠間市)に『須藤本家』を創業。代々の教えに従い、造りは厳寒の冬のみ、自然の懐の中で醸す(かもす)ことにこだわっています。醸す商品は炭素濾過をしていない無濾過で、ほとんどが完全な生酒という世界でもまれな酒蔵です。また、日本で初めて「生酒」、「冷やおろし」を出した蔵でもあります。海外進出も早くから取り組み、ロバート・パーカーのパーカーズ・ポイントでは91点、International Wine Challenge(IWC)では日本酒部門ができた2007年にはGold, Silver, Commended、チェアマンのサム・ハロップからはトロフィーが授与されました。
保存方法PRESERVATION METHOD
保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。
温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
はると
古代米でつくった純米大吟醸を生酒のまま貯蔵。複雑な香りとなめらかな舌触りはこれまで体験したことのない質感です。深い味わいと長い余韻がありますが、綺麗に切れていきます。食事などと一緒というよりは、お酒だけで飲んで幾重にも広がる味わいの層をじっくり楽しみたいです。