岡山県産雄町を100%使い、丁寧に磨いて生もとで仕込んだ純米大吟醸。蔵付き酵母で醸しているため、毎年その年の蔵の気候風土が味わいに変化をもたらします。名前の「画竜点睛」は中国の格言で、龍の絵に眼を描き入れるとたちまち龍が天に飛び去ったという伝説から、既に素晴らしいものに最後の仕上げをして、完璧なものにするという意味。自然の力で仕上がった素晴らしいお酒に、蔵人のひと手間を加えて最高のものに仕上げた、このお酒にぴったりの名前です。
藤井酒造は江戸時代末期文久三年(1863年)、広島県・竹原で創業。米と米麹だけで作った純米酒こだわり、戦後に純米酒製造が禁止された時には一度その幕を閉じたというエピソードもあります。また現在も地下水を水道水として使えるほど水に恵まれているのも自慢です。瀬戸内海に面する竹原はかつて製塩業で栄えた歴史があり、神社・仏閣、木造の古い日本建築が立ち並ぶ風情ある町並みが今も残ります。別名・安芸の小京都とも呼ばれる観光地でもあります。
蔵付き酵母と生もとづくりで仕込んだ風土を味わう純米大吟醸
商品スペック
PRODUCT SPEC
特定名称 | 純米大吟醸 |
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原産国 | 日本 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 米、米麹 |
アルコール分 | 16度 |
使用品種 | 雄町 |
精米歩合 | 40% |
キャップ | 王冠 |
※キャップ開封時のけがにお気をつけください。
おすすめの飲み方
HOW TO DRINK
冷やして、常温
酒蔵紹介
文久三年(1863年)、良質の仕込み水に恵まれた広島県竹原の地に創業。「第一回 清酒品評会」で一等賞を獲得した『龍勢』を筆頭に、『夜の帝王』などの無骨でありながら繊細な日本酒を製造しています。昔ながらの生もと造りを極めた純粋で力強い酒質。そして雑味のない後味には誰もが「もう一口」を求めます。お酒は自然が醸すものだということを理解し、最大限にその長所を活かしているのが藤井酒造です。酒造りの朝ドラでも話題になった地方、実力派の酒蔵。量産型ではなく、少量でも日本酒の根幹の部分を伝えていく存在として、藤井酒造は質の高い日本酒を製造し続けています。
保存方法PRESERVATION METHOD
保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。
温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
スタッフ:みお
今回は一口の試飲でしたが、それでもなんというか…こんなにピュアな性格をしているのに、100分の1滴にまでお米の旨味が凝縮されているような信念がめいたインパクトを感じました。『龍勢』はもともと自然が醸す日本酒の旨味を引き出すことにかけては一流の酒蔵ですから、上位のお酒になるとその分素直に美味しさが重なっていく印象です。【画竜点睛】特別な席にこのお酒があれば、おめでたい1日になることは間違いないですね♪