明治40年に第一回全国清酒品評会へ出品したお酒を現代風に復刻。最古の酒造好適米・備前雄町を100%使って、伝統的な生もと仕込みで丁寧に醸してあります。2016年から熟成させてあり、まろやかな旨味がしっかり、何層にもなる複雑味のある味わいで、骨太な日本酒が好きな方にはたまらないのではないでしょうか。熱燗が一押しですが、幅広い温度で表情の違いを楽しんでください。
藤井酒造は江戸時代末期文久三年(1863年)、広島県・竹原で創業。米と米麹だけで作った純米酒こだわり、戦後に純米酒製造が禁止された時には一度その幕を閉じたというエピソードもあります。また現在も地下水を水道水として使えるほど水に恵まれているのも自慢です。瀬戸内海に面する竹原はかつて製塩業で栄えた歴史があり、神社・仏閣、木造の古い日本建築が立ち並ぶ風情ある町並みが今も残ります。別名・安芸の小京都とも呼ばれる観光地でもあります。
生もと仕込み×備前雄町。どっしりとしたボディと程よい熟成感
商品スペック
PRODUCT SPEC
特定名称 | 特別純米 |
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原産国 | 日本 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 米、米麹 |
アルコール分 | 16度 |
使用品種 | 備前雄町 |
精米歩合 | 65% |
キャップ | 王冠 |
※キャップ開封時のけがにお気をつけください。
おすすめの飲み方
HOW TO DRINK
熱燗
酒蔵紹介
文久三年(1863年)、良質の仕込み水に恵まれた広島県竹原の地に創業。「第一回 清酒品評会」で一等賞を獲得した『龍勢』を筆頭に、『夜の帝王』などの無骨でありながら繊細な日本酒を製造しています。昔ながらの生もと造りを極めた純粋で力強い酒質。そして雑味のない後味には誰もが「もう一口」を求めます。お酒は自然が醸すものだということを理解し、最大限にその長所を活かしているのが藤井酒造です。酒造りの朝ドラでも話題になった地方、実力派の酒蔵。量産型ではなく、少量でも日本酒の根幹の部分を伝えていく存在として、藤井酒造は質の高い日本酒を製造し続けています。


保存方法PRESERVATION METHOD

保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。

温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。

賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
スタッフ:みお
一口目から感じる雄町のコク、生もと造りの深み。そしてさぞかし美味しい水を使っているんだろうなあ…という感じのスムースな印象があります。しっかりとしたまろやかな旨味はいつまでも口の中に入れておきたい!印象的な美味しさなのにしつこさはない。スっと引いて、またこちらから迎えに行きたくなるような小悪魔的純米酒でした♪